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憖
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なまじひ
ふりがな文庫
“
憖
(
なまじひ
)” の例文
おのれも始め美人の英語を用ゐむと思ひしかど、かかる造語は
憖
(
なまじひ
)
に理詰ならむよりは、出まかせの
可笑
(
をかし
)
き響あらむこそ
可
(
よ
)
かめれとバイスクリイムとも
思着
(
おもひつ
)
きしなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
直行の
眼
(
まなこ
)
は再び輝けり。貫一は
憖
(
なまじひ
)
に彼を
窘
(
くるし
)
めじと、
傍
(
かたはら
)
より
言
(
ことば
)
を添へぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
憖
漢検1級
部首:⼼
16画