“憖(なまじひ)” の例文
おのれも始め美人の英語を用ゐむと思ひしかど、かかる造語は憖(なまじひ)に理詰ならむよりは、出まかせの可笑(をかし)き響あらむこそ可(よ)かめれとバイスクリイムとも思着(おもひつ)きしなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
直行の眼(まなこ)は再び輝けり。貫一は憖(なまじひ)に彼を窘(くるし)めじと、傍(かたはら)より言(ことば)を添へぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)