トップ
>
恣意
ふりがな文庫
“恣意”の読み方と例文
読み方
割合
しい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しい
(逆引き)
仮りにも主君の
恣意
(
しい
)
がそれを強要したなぞとは、それは夢にも現われてならぬ想念であった。生れてはじめて
鍬
(
くわ
)
をとった彼らであった。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
しかし作家の人選の点になると、関東関係の政治権力の影響と、定家自身の歌人的地位からくる私情的人選の
恣意
(
しい
)
とが、大分あらわれているようである。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
畢竟
(
ひっきょう
)
説くものの
恣意
(
しい
)
な附会に過ぎないが、上代人の思想でないことをそうである如く解釈する点は同一である。
日本精神について
(新字新仮名)
/
津田左右吉
(著)
恣意(しい)の例文をもっと
(9作品)
見る
“恣意”の意味
《名詞》
恣 意 (しい 別表記:「肆意」)
自分勝手な、思いつくままの考え。
特に、自分の論にとって都合のよい(しばしば誤った)取捨選択をすることを指す。
(出典:Wiktionary)
恣
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“恣”で始まる語句
恣
恣欲
“恣意”のふりがなが多い著者
風巻景次郎
本庄陸男
武田麟太郎
九鬼周造
梅崎春生
亀井勝一郎
津田左右吉
和辻哲郎