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『日本精神について』
ふりがな文庫
『
日本精神について
(
にほんせいしんについて
)
』
「日本精神」という語が何時から世に現われたのか、確かには知らぬが、それがひどく流行したのは最近のことのようであり、いわゆる「非常時」の声に伴って急激に弘まったものらしく思われる。断えず高い調子で叫ばれ、何となく物々しいところがあるのみならず …
著者
津田左右吉
ジャンル
哲学 > 東洋思想 > 日本思想
初出
「思想(特輯 日本精神) 一四四」1934(昭和9)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約31分(500文字/分)
朗読目安時間
約51分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
何
(
いず
)
是
(
かく
)
異
(
こと
)
癒
(
い
)
隔
(
へだた
)
虞
(
おそれ
)
考
(
かんがえ
)
拘
(
かか
)
蔽
(
おお
)
畢竟
(
ひっきょう
)
相俟
(
あいま
)
知行
(
ちぎょう
)
横
(
よこた
)
遑
(
いとま
)
鞏固
(
きょうこ
)
馴致
(
じゅんち
)
齟齬
(
そご
)
然
(
しか
)
乃至
(
ないし
)
有
(
も
)
曖昧
(
あいまい
)
所以
(
ゆえん
)
恣意
(
しい
)
寧
(
むし
)
如何
(
いか
)
如
(
ごと
)
坩堝
(
るつぼ
)
喧伝
(
けんでん
)
何時
(
いつ
)
之
(
これ
)