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『闇の絵巻』
ふりがな文庫
『
闇の絵巻
(
やみのえまき
)
』
最近東京を騒がした有名な強盗が捕まって語ったところによると、彼は何も見えない闇の中でも、一本の棒さえあれば何里でも走ることができるという。その棒を身体の前へ突き出し突き出しして、畑でもなんでも盲滅法に走るのだそうである。 私はこの記事を新聞 …
著者
梶井基次郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「詩・現実」1930(昭和5)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
簇
(
む
)
尾
(
ぽ
)
劃
(
くぎ
)
摺
(
すり
)
凄
(
すさ
)
模
(
ま
)
捕
(
つか
)
字
(
あざ
)
尻
(
し
)
騰
(
のぼ
)
秘
(
ひそ
)
廻
(
めぐ
)
如何
(
いかん
)
畏怖
(
いふ
)
一如
(
いちにょ
)
異形
(
いぎょう
)
呑
(
の
)
竹藪
(
たけやぶ
)
匍
(
は
)
米
(
メートル
)
薊
(
あざみ
)
蜿蜒
(
えんえん
)
被
(
かぶ
)
裸足
(
はだし
)
要
(
い
)
谿
(
たに
)
轟々
(
ごうごう
)
闇
(
やみ
)
階梯
(
かいてい
)
青蛙
(
あおがえる
)
安堵
(
あんど
)
柚
(
ゆず
)
戞々
(
かつかつ
)
戦慄
(
せんりつ
)
塞
(
ふさ
)
捩
(
ね
)
掻
(
か
)
提灯
(
ちょうちん
)
在
(
あ
)
更
(
ふ
)
爽快
(
そうかい
)
梟
(
ふくろう
)
椎
(
しい
)
楓
(
かえで
)
呑気
(
のんき
)
洞窟
(
どうくつ
)
溪
(
たに
)
爬虫
(
はちゅう
)
爽
(
さわ
)