“つうやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
痛痒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直接に痛痒つうやうを感ぜざればとて、遠大なる事業をしりぞくべきにあらず、況んや欧洲のみに戦争の毒気つるにあらずして、東洋も亦た早晩、修羅しゆらちまたと化して塵滅するの時なきにしもあらず
一種の攘夷思想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
藤森氏の文は大家たいかたる宇野氏になん痛痒つうやうも与へぬであらう。だから僕は宇野氏の為にこの文をさうする必要を見ない。
解嘲 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)