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艸
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さう
ふりがな文庫
“
艸
(
さう
)” の例文
藤森氏の文は
大家
(
たいか
)
たる宇野氏に
何
(
なん
)
の
痛痒
(
つうやう
)
も与へぬであらう。だから僕は宇野氏の為にこの文を
艸
(
さう
)
する必要を見ない。
解嘲
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
アヽ罪過が戯曲、小説に於ける地位、
斯
(
かく
)
の如く重要なり。
敢
(
あへ
)
て罪過論を
艸
(
さう
)
して世上の
非
(
アンチ
)
罪過論者に
質
(
たゞ
)
す。
罪過論
(新字旧仮名)
/
石橋忍月
(著)
葡萄酒
(
ぶだうしゆ
)
の色にさきけりさくら
艸
(
さう
)
自選 荷風百句
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
旦暮
(
たんぼ
)
に死するも
亦
(
また
)
瞑目
(
めいもく
)
すと言ふべし。
雨後
(
うご
)
花落ちて
啼鳥
(
ていてう
)
を聴く。
神思
(
しんし
)
殆
(
ほとん
)
ど
無何有
(
むかう
)
の
郷
(
さと
)
にあるに似たり。即ちペンを走らせて「わが家の古玩」の一文を
艸
(
さう
)
す。
わが家の古玩
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
僕は佐藤、三宅両氏の議論を読み、僕の批評に序文をつける為にとりあへずこの文章を
艸
(
さう
)
することにした。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
病
聊
(
いささ
)
か
快
(
こころよ
)
きを覚ゆ。床上「
澀江抽斎
(
しぶえちうさい
)
」を読む。嘗て小説「
芋粥
(
いもがゆ
)
」を
艸
(
さう
)
せし時、「
殆
(
ほとん
)
ど全く」なる語を用ひ、久米に笑はれたる記憶あり。今「抽斎」を読めば、
鴎外
(
おうぐわい
)
先生も
亦
(
また
)
「殆ど全く」の語を用ふ。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かたがた僕は小閑を幸ひ、色目の辯を
艸
(
さう
)
することとした。
解嘲
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“艸”の意味
《名詞》
草に同じ。
(出典:Wiktionary)
“艸(艸部)”の解説
艸部
は、漢字を部首により分類したグループの一つ。
康熙字典214部首では140番目に置かれる(6画の23番目、申集の最初)。
(出典:Wikipedia)
艸
漢検1級
部首:⾋
6画
“艸”を含む語句
艸冠
艸木
丈艸
忍艸
草艸紙
艸紙
釣鐘艸
唐艸
艸花
三艸子
言艸
艸書
雑艸
艸画
古原艸等
万年艸
青艸
南岳艸花画巻
卉木薬艸
内藤丈艸
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