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芋粥
ふりがな文庫
“芋粥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いもがゆ
95.7%
いもがい
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いもがゆ
(逆引き)
「わッははは。軍師が違うわ。うしろ楯におつき遊ばす軍師がお違い申すわ。夜食に
芋粥
(
いもがゆ
)
でも
鱈腹
(
たらふく
)
すすって、せいぜい寝言でも
吐
(
つ
)
かッしゃい」
旗本退屈男:08 第八話 日光に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
五位は五六年前から
芋粥
(
いもがゆ
)
と云ふ物に、異常な執着を持つてゐる。芋粥とは山の芋を中に切込んで、それを
甘葛
(
あまづら
)
の汁で煮た、粥の事を云ふのである。
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
芋粥(いもがゆ)の例文をもっと
(22作品)
見る
いもがい
(逆引き)
鳴海絞
(
なるみしぼり
)
の
兵児帯
(
へこおび
)
を締めて
芋粥
(
いもがい
)
に寒さを
凌
(
しの
)
いだ時代と、大学を卒業して相当の尊敬を
衣帽
(
いぼう
)
の末に払わねばならぬ今の境遇とを比較する事を知らない。書物は学者に取って命から二代目である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
芋粥(いもがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
芋
常用漢字
中学
部首:⾋
6画
粥
漢検準1級
部首:⽶
12画
“芋”で始まる語句
芋
芋虫
芋刺
芋茎
芋坂
芋殻
芋焼餅
芋畑
芋蔓
芋銭
“芋粥”のふりがなが多い著者
武田麟太郎
吉川英治
土田耕平
中里介山
佐々木味津三
和辻哲郎
芥川竜之介
林芙美子
山本周五郎
夏目漱石