“ゆわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
96.7%
湯沸1.7%
1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう言ううちにも平次は、手っ取り早くお静の傷口を洗って、用意の焼酎しょうちゅうでしめした上、手拭を裂いてキリキリとゆわえてやりました。
八はそばにある湯沸ゆわかしの湯を割つて、又一口飲んで見る。口当りが好いので、ぐつと飲む。時計が二時を打つた。
金貨 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「アレー」といううちに一人が足をゆわえ、一人が手を縛え、担いできますところへ通りかゝりましたのは、沼田下新田の角右衞門で、木崎から帰り道、暗さは暗し分らないから、悪者に突き当ると
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)