“ゆは”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ユハ
語句割合
95.2%
4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かさ/\とかわいて、うづつて、ごと眞中まんなかあなのあいた、こゝを一寸ちよつとたばにしてゆはへてある……瓦煎餅かはらせんべいけたやうなものである。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
嚴重にゆはへたやうでも、引窓の綱にはかなりのゆるみがあり、上からコジられる毎に、隙間は少しづつ大きくなつて行きました。
不圖、旅人は面白い事を考出して、そつと口元に笑を含んだ。紙屑を袂から出して、紙捻こよりを一本ふと、それで紙屑を犬の尾にゆはへつけた。
散文詩 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)