“むすぶ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むすぶ早玉はやたまの両所権現、各々その機に従って有縁うえんの衆生を導き、無縁の群類を救わんため七宝に飾られたる極楽の光を捨て、六道三有ろくどうさんうの煩悩のちりにまじわり給え。
我々朋友ばかりではない、いて高等中学の名折なをれにもなるのだから、是非あの美人を君が妻君にするやうに、これは我々が心をいつにしてむすぶの神にいのつた酒だから、辞退するのは礼ではない。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)