“むす”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ムス
語句割合
80.2%
16.7%
1.2%
0.6%
0.6%
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつ面白おもしろ人物じんぶつであるから交際かうさいして見給みたまへとふのでありました、これからわたしまた山田やまだ石橋いしばしとを引合ひきあはせて、桃園とうゑんむすんだかたちです
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
汝まづ我をパルナーゾのかたにみちびきてそのいはやに水をむすぶをえしめ、後また我を照して神のみもとに向はしめたり 六四—六六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「静中愛聴煑茶声。日与風爐訂好盟。一笑従来慣閑坐。人将閉戸目先生。」〔静中聴クヲ愛ス茶ヲ煑ルノ声/日ニ風爐ト好盟ヲむすブ/一笑ス従来閑坐ニ慣レタルヲ/人閉戸ヲ将テ先生ヲ目ス〕毅堂はまた来訪の客と酒を
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「騙しやせん。……早うして呉れ。おむすがあがると何んにもならん。」と、若い衆は焦慮あせつた。
石川五右衛門の生立 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
我心はたのしみたれど我舌はむすぼれたりき。フエデリゴ打興じて曰ふやう。此男は一の明珠なり。その一失は第二のヨゼツフたるにあり。
この事三年を過ぎずしてほぼ弁ぜん。しかる後、往きて加里蒲爾尼亜カリホルニアを問い、以て前年の使に酬い、以て和親の約をむすぶ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)