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結
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いは
ふりがな文庫
“
結
(
いは
)” の例文
といつて、長い竹竿に五尺
許
(
ばか
)
りの青大将のによろ/\したのを
結
(
いは
)
へつけて、相手の鼻先で
揮
(
ふ
)
つてみせた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
やむをえず
結
(
いは
)
ひつけた草履にしたが、このごろのおへんろさんは、大ていは地下足袋ださうである……
にはかへんろ記
(新字旧仮名)
/
久保田万太郎
(著)
仙人
(
せんにん
)
が、あの
廣
(
ひろ
)
い
袖
(
そで
)
の
中
(
なか
)
から、
眞紅
(
まつか
)
な、
粘々
(
ねば/\
)
した、
艷
(
つや
)
のある、
蛇
(
へび
)
の
鱗
(
うろこ
)
のやうな
編方
(
あみかた
)
した、
一條
(
ひとすぢ
)
の
紐
(
ひも
)
を
出
(
だ
)
して
絲
(
いと
)
ほどにも、
身
(
み
)
の
動
(
うご
)
きませんほど、
手足
(
てあし
)
を
其
(
そ
)
の
大木
(
たいぼく
)
に
確乎
(
しつかり
)
結
(
いは
)
へて、
綿
(
わた
)
の
丸
(
まる
)
けた
球
(
たま
)
を
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
驚
(
おどろ
)
いたことには、
虎
(
とら
)
の
子
(
こ
)
のやうに
大切
(
たいせつ
)
にしてゐるウェルスの
手紙
(
てがみ
)
など
入
(
い
)
れた
折鞄
(
をりかばん
)
のなかから、
黒髪
(
くろかみ
)
の
一
(
ひ
)
と
束
(
たば
)
と
短刀
(
たんたう
)
とが、
紙
(
かみ
)
にくるんで、
紐
(
ひも
)
で
結
(
いは
)
へられたまゝ、
竹村
(
たけむら
)
の
前
(
まへ
)
に
引出
(
ひきだ
)
されたことであつた。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
□
最御崎
(
ほつみさき
)
寺、またの名を“
東寺
(
ひがしでら
)
”は、山の上にあつた。木の根、岩角を、攀ぢつゝ、四十五分かけて上つた。杖と、
結
(
いは
)
ひつけた草履とが、どんなに役に立つたらう。
にはかへんろ記
(新字旧仮名)
/
久保田万太郎
(著)
“結”の意味
《名詞》
結(けつ)
漢詩の起承転結の最後。結句。
(出典:Wiktionary)
“結”の解説
結(ゆい)とは、主に小さな集落や自治単位における共同作業の制度である。一人で行うには多大な費用と期間、そして労力が必要な作業を、集落の住民総出で助け合い、協力し合う相互扶助の精神で成り立っている。
(出典:Wikipedia)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
“結”を含む語句
結局
結末
結構
結果
結髪
凝結
結合
元結
結婚
結目
結納
結句
髪結
結綿
結立
結着
引結
文七元結
手結
結直
...