“むすぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
欝積25.0%
欝結25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なす失果うせはてて立歸りしが氣もむすぼとこへ這入て忘れんと目睡まどろむゆめの其中に水をくれしを見たりしがさて寢言ねごとを言たるか面目なしと計りにて一一什しじふを語りけるをきゝ忠兵衞はあきはて吐息といき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
丁度江戸表へ参勤の時のこと、日頃欝積むすぼれて解けない胸中の疑問を人々に尋ね試みたことがある。『人は死んで、畢竟つまり奈何どうなる。』侍臣も、儒者も、斯問このとひには答へることが出来なかつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)