“振袖源太”の読み方と例文
読み方割合
ふりそでげんた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明る日の朝、丁度兩國の見世物小屋の木戸が開かうといふ時、振袖源太ふりそでげんたの輕業小屋は、錢形平次の子分で八方から取圍まれてしまひました。
両国に小屋を掛けて、江戸開府以来最初の軽業かるわざというものを見せた振袖源太ふりそでげんた、前髪立ちの素晴らしい美貌と、水際立った鮮やかな芸当に、すっかり江戸っ子の人気をつかんでしまいました。