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鈴
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ふりがな文庫
“
鈴
(
べる
)” の例文
板橋
通
(
がよひ
)
のがたくり馬車が
辻
(
つじ
)
を曲りかけてけたゝましく
鈴
(
べる
)
を鳴らしてゐた。俥、荷車、荷馬車、其が三方から集ツて來て、此處で
些
(
ちよつ
)
と停滞する。
昔の女
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
男は「八なら
此方
(
こちら
)
で買わあ、一万でも二万でも……」と笑いながら出て行く。電話の
鈴
(
べる
)
は相変らず鳴っている。
一日一筆
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
まもなく寒い外に
俥
(
くるま
)
の
鈴
(
べる
)
がなりひゞいて、背の小さな青い顔の、黒い服を着た男が入って来た。すると産婆が急に席をうごいて、口をゆがめて笑ひながら医者に長い挨拶をした。
かなしみの日より
(新字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
固
(
もと
)
より発車を
報
(
しら
)
せる
鈴
(
べる
)
も無ければ
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
よよとし泣けば
鈴
(
べる
)
鳴りぬ
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“鈴”の意味
《名詞》
(すず)中空で中に玉等が入っていて、振ると音が出る鳴物。
(りん、れい)仏前で鳴らす鐘
(出典:Wiktionary)
“鈴”の解説
鈴(すず)とは、音を出す道具のひとつ。
(出典:Wikipedia)
鈴
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
“鈴”を含む語句
馬鈴薯
電鈴
振鈴
呼鈴
鈴生
鈴懸
鈴索
馬鈴薯畑
鈴蘭
警鈴
鈴鹿
鈴木
鈴木三重吉
鈴鹿峠
五十鈴川
鈴虫
小鈴
唖鈴
鈴子
銅鈴
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