“茉莉”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
まつり50.0%
ジヤスミン16.7%
パクリ16.7%
マツリ16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われ茉莉まつり素馨そけいの花と而してこの来青花に対すればかならず先考日夜愛読せし所の中華の詩歌楽府がくふ艶史のたぐひを想起せずんばあらざるなり。
来青花 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
その起重機の下では、夜になると、平和な日には劉髪の少女が茉莉まつりの花を頭にさして、ランプのホヤを売っていた。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
箱の中で、恐怖のために茉莉まつりの花束に隠れて接吻していた男女の顔が乱れ立った。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
手にろう双頭そうとう茉莉まつりの枝
愛卿伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
此等の香氣は、明らかに動物の生殖慾の亢昂時に成り立つところの麝香や麞香や、植物の交精時に發する薇薔花香、百合花香、菫々菜すみれ花香くわかう、ヘリオトロープ花香、茉莉ジヤスミン花香くわかう等とは異なつたものである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
また、そんなにはげしい色をしていない代りに、あまい重苦しくなるほど劇しいにおいを持った花もどっさりある——茉莉パクリだとか、鷹爪花キエヌニアンホアだとか、素馨スウヒイエンだとか。
蝗の大旅行 (新字新仮名) / 佐藤春夫(著)
スミさんは茉莉マツリ花の入った支那茶をくれました。