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高窓
ふりがな文庫
“高窓”の読み方と例文
読み方
割合
たかまど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たかまど
(逆引き)
高窓
(
たかまど
)
の
障子
(
しょうじ
)
の
破
(
やぶ
)
れ
穴
(
あな
)
に、
風
(
かぜ
)
があたると、ブー、ブーといって、
鳴
(
な
)
りました。もう
冬
(
ふゆ
)
が
近
(
ちか
)
づいていたので、いつも
空
(
そら
)
は
暗
(
くら
)
かったのです。
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
いまとは
異
(
ちが
)
ってそのころは武士町の
高窓
(
たかまど
)
に灯がうっすりと漏れているだけで、道路の上はただうるしのような闇になっているのです。
ゆめの話
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
旧冬
(
きうとう
)
より
降積
(
ふりつもり
)
たる雪家の
棟
(
むね
)
よりも高く、春になりても家内
薄暗
(
うすくら
)
きゆゑ、
高窓
(
たかまど
)
を
埋
(
うづめ
)
たる雪を
掘
(
ほり
)
のけて
明
(
あかり
)
をとること前にもいへるが如し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
高窓(たかまど)の例文をもっと
(8作品)
見る
“高窓”の解説
高窓(たかまど)またはクリアストーリー(en: Clerestory)とは、建築上で壁の上部に採光または通気のために置く窓のとこである。歴史的には、ローマ時代のバシリカの壁側の二階、またはロマネスク建築またはゴチック建築の教会堂で身廊の壁側の側廊の壁の高い部分に置くいくつかの窓を指している。
高窓は鉄道車両および自動車などの交通車両の側面にも置かれることもある。機能的に、日本建築の「欄間」に似ているところがある。
(出典:Wikipedia)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
窓
常用漢字
小6
部首:⽳
11画
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高輪
高尚
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高野
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