“ふゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:フユ
語句割合
98.6%
不由0.5%
0.5%
蜉蝣0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうしたあかいろどられたあきやまはやしも、ふゆると、すっかりがおちつくして、まるでばかりのようなさびしい姿すがたになり
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
「娘不由ふゆ、気に入ったかと申すのじゃ」
入婿十万両 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
始めけるが元よりぬけめなき者ゆゑ次第に繁昌はんじやうなし此所彼處の屋敷又は大町人などの舂入つきいれうけ合ければにはかに手くりよく金銀もふゆるにつき地面を求めて普請ふしん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さばれいきとし生ける者、何かは命を惜まざる。あしたに生れゆうべに死すてふ、蜉蝣ふゆといふ虫だにも、追へばのがれんとするにあらずや。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)