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かげろう
ふりがな文庫
“かげろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カゲロウ
語句
割合
陽炎
92.8%
蜉蝣
4.3%
蜻蛉
1.4%
遊糸
0.5%
野馬
0.5%
陽遊
0.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陽炎
(逆引き)
土も草も大地は若い女のような熱い息をしている、むしむしと顔の汗からも
陽炎
(
かげろう
)
が立ちそうである。そして、ひそりとした春の昼中。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かげろう(陽炎)の例文をもっと
(50作品+)
見る
蜉蝣
(逆引き)
蜉蝣
(
かげろう
)
の
生涯
(
しょうがい
)
も
永劫
(
えいごう
)
であり国民の歴史も
刹那
(
せつな
)
の現象であるとすれば、どうして私はこの活動映画からこんなに強い衝動を感じたのだろう。
春六題
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
かげろう(蜉蝣)の例文をもっと
(9作品)
見る
蜻蛉
(逆引き)
児太郎は、
蒼
(
あお
)
ざめた顔をゆがめ、悪いことをしたときの窮屈な冷笑をうかべながら、馬刺剣を庭木の肌を目がけ投げつけた。
李
(
すもも
)
のいらいらした肌にぴいんと立ち、
蜻蛉
(
かげろう
)
のように震え、やがて停った。
お小姓児太郎
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
かげろう(蜻蛉)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
遊糸
(逆引き)
汚く湿った土壌は、
遊糸
(
かげろう
)
のような日光を
貪
(
むさぼ
)
り吸うていた。
あめんちあ
(新字新仮名)
/
富ノ沢麟太郎
(著)
かげろう(遊糸)の例文をもっと
(1作品)
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野馬
(逆引き)
野馬
(
かげろう
)
に子供遊ばす狐かな
凡兆
(
ぼんちょう
)
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
かげろう(野馬)の例文をもっと
(1作品)
見る
陽遊
(逆引き)
陽遊
(
かげろう
)
貧しき信徒
(新字新仮名)
/
八木重吉
(著)
かげろう(陽遊)の例文をもっと
(1作品)
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