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蜻蛉
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かげろう
ふりがな文庫
“
蜻蛉
(
かげろう
)” の例文
こんなついででもないとその記録も
遺
(
のこ
)
し得られぬから、退屈
凌
(
しの
)
ぎにその例を並べて見ると、古い所では『
蜻蛉
(
かげろう
)
日記』にクツクツボウシ、『
散木奇謌集
(
さんぼくきかしゅう
)
』にはウツクシヨシと鳴くとある。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
児太郎は、
蒼
(
あお
)
ざめた顔をゆがめ、悪いことをしたときの窮屈な冷笑をうかべながら、馬刺剣を庭木の肌を目がけ投げつけた。
李
(
すもも
)
のいらいらした肌にぴいんと立ち、
蜻蛉
(
かげろう
)
のように震え、やがて停った。
お小姓児太郎
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
康頼 まるで
蜻蛉
(
かげろう
)
のようにやせている。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
“蜻蛉”の意味
《名詞》
蜻 蛉(セイレイ)
(とんぼ、あきつ、あきづ; 熟字訓)トンボ目の昆虫の総称。詳細は とんぼ 参照。
(かげろう; 熟字訓)カゲロウ目の昆虫の総称。詳細は かげろう【蜉蝣】参照。
(出典:Wiktionary)
蜻
漢検1級
部首:⾍
14画
蛉
漢検1級
部首:⾍
11画
“蜻蛉”で始まる語句
蜻蛉返
蜻蛉島
蜻蛉玉
蜻蛉釣
蜻蛉日記
蜻蛉屋
蜻蛉洲
蜻蛉笠
蜻蛉羽
蜻蛉草