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蜻蛉返
ふりがな文庫
“蜻蛉返”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とんぼがえ
66.7%
とんぼうがえ
16.7%
とんぼがへ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とんぼがえ
(逆引き)
この牡猴は無類の盗賊で芸を演ずる
傍
(
かたわら
)
一日分の食物を盗むから、マア数分間見ていなさいとあって、猴使いがその猴を
棗売
(
なつめう
)
りの側へ伴い行き
蜻蛉返
(
とんぼがえ
)
りを演ぜしめた。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蜻蛉返(とんぼがえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
とんぼうがえ
(逆引き)
カチーリ/\と羽根を突くと云うと、むくれんじの玉の返る処が
蜻蛉
(
とんぼ
)
という虫に似て居りますから、
蜻蛉返
(
とんぼうがえ
)
りと云って、くる/\ッと返る、
蜻蛉
(
とんぼう
)
と云うものは蚊を
捕
(
と
)
り喰う虫だと云うので
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
蜻蛉返(とんぼうがえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
とんぼがへ
(逆引き)
勘次
(
かんじ
)
は
又
(
また
)
川
(
かは
)
を
越
(
こ
)
えて
走
(
はし
)
つた。
藥舖
(
くすりや
)
では
罎
(
びん
)
へ
入
(
い
)
れた
藥
(
くすり
)
を
二包
(
ふたつゝみ
)
渡
(
わた
)
して
呉
(
く
)
れた。
一罎
(
ひとびん
)
が七十五
錢
(
せん
)
づゝだといはれて、
勘次
(
かんじ
)
は
懷
(
ふところ
)
が
急
(
きふ
)
にげつそりと
減
(
へ
)
つた
心持
(
こゝろもち
)
がした。
彼
(
かれ
)
は
蜻蛉返
(
とんぼがへ
)
りに
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
蜻蛉返(とんぼがへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蜻
漢検1級
部首:⾍
14画
蛉
漢検1級
部首:⾍
11画
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
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