“一罎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとびん80.0%
いちびん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに値段ねだん不廉たかいものだからといふのであつた。勘次かんじはそれでもいくぐらゐするものかとおもつていたら一罎ひとびんが三ゑんだといつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
気が遠くなるようなことがないとも限らんというので一罎ひとびんのブランデー酒、それからヒョコリ死なないともかぎらないというので一名の坊さん。
れから物価の高いにも驚いた。牡蠣かき一罎いちびん買うと、半ドル、幾つあるかと思うと二十粒か三十粒ぐらいしかない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)