“一升罎”の読み方と例文
読み方割合
いっしょうびん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここへ来た時……前途むこう山の下から、頬被ほおかぶりした脊の高い草鞋わらじばきの親仁おやじが、柄の長い鎌を片手に、水だか酒だか、縄からげの一升罎いっしょうびんをぶら下げたのが、てくりてくりと、畷を伝い
みさごの鮨 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ついでに、重詰じゅうづめを願ひてえ。一升罎いっしょうびんさらつて来た。」
光籃 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)