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蜻蛉返
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とんぼがえ
ふりがな文庫
“
蜻蛉返
(
とんぼがえ
)” の例文
この牡猴は無類の盗賊で芸を演ずる
傍
(
かたわら
)
一日分の食物を盗むから、マア数分間見ていなさいとあって、猴使いがその猴を
棗売
(
なつめう
)
りの側へ伴い行き
蜻蛉返
(
とんぼがえ
)
りを演ぜしめた。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
これに反してマックの方は判定を聞くと同時にぽんと一つ
蜻蛉返
(
とんぼがえ
)
りをして自分の隅へ帰ったようであった。つまりそれだけの体力の余裕を見せたかったのではないかと思われる。
映画雑感(Ⅵ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
汪克児
(
オングル
)
(
成吉思汗
(
ジンギスカン
)
の前に進んで、妙な手つきをして月を仰ぐ)曇り、後晴れ。ああ、好い月じゃなあ。(自分へ)これ、外道、口が軽いぞ。(おのが口を
抓
(
つね
)
って、
蜻蛉返
(
とんぼがえ
)
りを打つ)
若き日の成吉思汗:――市川猿之助氏のために――
(新字新仮名)
/
林不忘
、
牧逸馬
(著)
実に馬鹿なもので、政府が
蜻蛉返
(
とんぼがえ
)
りをして居っても一般人民はほとんど知らない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
蜻
漢検1級
部首:⾍
14画
蛉
漢検1級
部首:⾍
11画
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
“蜻蛉”で始まる語句
蜻蛉
蜻蛉島
蜻蛉玉
蜻蛉釣
蜻蛉日記
蜻蛉屋
蜻蛉洲
蜻蛉笠
蜻蛉羽
蜻蛉草