“とんぼがえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蜻蛉返80.0%
飜筋斗返20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汪克児オングル (成吉思汗ジンギスカンの前に進んで、妙な手つきをして月を仰ぐ)曇り、後晴れ。ああ、好い月じゃなあ。(自分へ)これ、外道、口が軽いぞ。(おのが口をつねって、蜻蛉返とんぼがえりを打つ)
実に馬鹿なもので、政府が蜻蛉返とんぼがえりをして居っても一般人民はほとんど知らない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
或は逆立さかだちし、或は飜筋斗返とんぼがえりし、斜立しゃりつしたるまま静止し、又は行歩こうほし、丸太転び、尺蠖歩しゃくとりあゆみ、宙釣り、逆釣さかづり、錐揉きりもみ、文廻ぶんまわし廻転、逆反さかぞり、仏倒ほとけだおし、うしろ返り、又は跳ね上り、飜落ほんらくするなぞ
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)