“とんぼがへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
筋斗返33.3%
蜻蛉返33.3%
飜斗返33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まはりしてあいちやんがほかはうあらはれたときに、いぬころはモ一えだ目蒐めがけてびかゝり、それにつかまらうとしてあまいそいだめ、あやまつて筋斗返とんぼがへりをちました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
うみなか筋斗返とんぼがへりをする!』とさけんで海龜うみがめは、やたらまはりました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
勘次かんじまたかはえてはしつた。藥舖くすりやではびんれたくすり二包ふたつゝみわたしてれた。一罎ひとびんが七十五せんづゝだといはれて、勘次かんじふところきふにげつそりとつた心持こゝろもちがした。かれ蜻蛉返とんぼがへりにかへつてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
栗鼠も梟も詮事せうことなしに喧嘩をおつ初めたが栗鼠はふだん殿様が自分を可愛かあいがつて呉れるのは、自分の芸が見たいからだらうと思つて、籠のなかで飜斗返とんぼがへりばかり稽古してゐたので