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棗売
ふりがな文庫
“棗売”の読み方と例文
読み方
割合
なつめう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なつめう
(逆引き)
「そうです。七人の
棗売
(
なつめう
)
りが七輛の江州車(手押し車)を揃えて、ぞろぞろと、夕方の店さきに
草鞋
(
わらじ
)
を脱いだじゃございませんか」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この牡猴は無類の盗賊で芸を演ずる
傍
(
かたわら
)
一日分の食物を盗むから、マア数分間見ていなさいとあって、猴使いがその猴を
棗売
(
なつめう
)
りの側へ伴い行き
蜻蛉返
(
とんぼがえ
)
りを演ぜしめた。
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
七人の
棗売
(
なつめう
)
りと、一人の酒売りが、うまく狂言をかいて、あの道へさしかかった十七名の
生辰綱
(
しょうしんこう
)
輸送の兵に毒酒を食らわせて、十万貫の重宝を、一瞬に
掻
(
か
)
ッ
攫
(
さら
)
っていってしまったという騒ぎ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
棗売(なつめう)の例文をもっと
(2作品)
見る
棗
漢検1級
部首:⽊
12画
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“棗”で始まる語句
棗
棗形
棗商人
棗漬
棗店
棗面
棗椰子
棗屋
棗玉
棗色
“棗売”のふりがなが多い著者
南方熊楠
吉川英治