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かげろふ
ふりがな文庫
“かげろふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カゲロフ
語句
割合
陽炎
84.4%
蜉蝣
6.7%
玉蜻
2.2%
絲遊
2.2%
蜻蛉
2.2%
遊絲
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陽炎
(逆引き)
田圃でも日向のよい箇所は、所々土が雪より現はれます
陽炎
(
かげろふ
)
が立ちまする有様、陽気が土中より登りて湯気の如くに立ちのぼる。
政治の破産者・田中正造
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
かげろふ(陽炎)の例文をもっと
(38作品)
見る
蜉蝣
(逆引き)
ありもせば、こは
蜉蝣
(
かげろふ
)
のかげのかげ。
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
かげろふ(蜉蝣)の例文をもっと
(3作品)
見る
玉蜻
(逆引き)
纖
(
ほそ
)
きこと
縷
(
る
)
の
如
(
ごと
)
し
玉蜻
(
かげろふ
)
と
言
(
い
)
ふ。
彼
(
か
)
の
女
(
をんな
)
、
幽
(
かすか
)
に
青
(
あを
)
き
瓔珞
(
やうらく
)
を
輝
(
かゞや
)
かして
舞
(
ま
)
へば、
山
(
やま
)
の
端
(
は
)
の
薄
(
すゝき
)
を
差覗
(
さしのぞ
)
きつゝ、やがて
月
(
つき
)
明
(
あきら
)
かに
出
(
い
)
づ。
五月より
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かげろふ(玉蜻)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
絲遊
(逆引き)
それ、
姫
(
ひめ
)
が
來
(
わ
)
せた。おゝ、あのやうな
輕
(
かる
)
い
足
(
あし
)
では、いつまで
蹈
(
ふ
)
むとも、
堅
(
かた
)
い
石道
(
いしみち
)
は
磨
(
へ
)
るまいわい。
戀人
(
こひびと
)
は、
夏
(
なつ
)
の
風
(
かぜ
)
に
戲
(
たはむ
)
れ
遊
(
あそ
)
ぶあの
埓
(
らち
)
もない
絲遊
(
かげろふ
)
に
騎
(
のッ
)
かっても、
落
(
お
)
ちぬであらう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
かげろふ(絲遊)の例文をもっと
(1作品)
見る
蜻蛉
(逆引き)
綾羅
(
りようら
)
の袂ゆたかに
飜
(
ひるがへ
)
るは花に休める
女蝶
(
めてふ
)
の翼か、
蓮歩
(
れんぽ
)
の
節
(
ふし
)
急
(
きふ
)
なるは
蜻蛉
(
かげろふ
)
の水に點ずるに似たり。折らば落ちん萩の露、
拾
(
ひろ
)
はば消えん
玉篠
(
たまざゝ
)
の、あはれにも亦
婉
(
あで
)
やかなる其の姿。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
かげろふ(蜻蛉)の例文をもっと
(1作品)
見る
遊絲
(逆引き)
それが
却
(
かへつ
)
て未だ曾て耳にした
例
(
ためし
)
のない美しい樂音を響かせて、その音調の
文
(
あや
)
は春の野に立つ
遊絲
(
かげろふ
)
の微かな影を心の空に
搖
(
ゆる
)
がすのである。
新しき声
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
かげろふ(遊絲)の例文をもっと
(1作品)
見る
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