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ふゆう
ふりがな文庫
“ふゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
浮游
35.9%
富裕
28.2%
蜉蝣
12.8%
富有
10.3%
浮遊
7.7%
武勇
2.6%
不友
2.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浮游
(逆引き)
怖ろしいのは、渦まくそれよりも、寸断された障碍の縄が、なお藻のように
浮游
(
ふゆう
)
しているので、それが馬の四肢に
搦
(
から
)
みつくことであった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふゆう(浮游)の例文をもっと
(14作品)
見る
富裕
(逆引き)
中野君は
富裕
(
ふゆう
)
な名門に生れて、暖かい家庭に育ったほか、浮世の雨風は、
炬燵
(
こたつ
)
へあたって、
椽側
(
えんがわ
)
の
硝子戸越
(
ガラスどごし
)
に
眺
(
なが
)
めたばかりである。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ふゆう(富裕)の例文をもっと
(11作品)
見る
蜉蝣
(逆引き)
況
(
いは
)
ンヤ吾ト
子
(
なんぢ
)
ト
江渚
(
こうしよ
)
ノホトリニ
漁樵
(
ぎよしよう
)
シ、
魚鰕
(
ぎよか
)
ヲ
侶
(
つれ
)
トシ、
麋鹿
(
びろく
)
ヲ友トシ、一葉ノ
扁舟
(
へんしゆう
)
ニ駕シ、
匏樽
(
ほうそん
)
ヲ挙ゲテ以テ
相属
(
あひしよく
)
ス、
蜉蝣
(
ふゆう
)
ヲ天地ニ寄ス、
眇
(
びよう
)
タル
滄海
(
そうかい
)
ノ
一粟
(
いちぞく
)
、吾ガ生ノ
須臾
(
しゆゆ
)
ナルヲ
哀
(
かなし
)
ミ
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ふゆう(蜉蝣)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
富有
(逆引き)
真の
富有
(
ふゆう
)
は、清貧以外にはあり得ない。宗教におけるこの法則は工藝においてもまた法則だと云えないだろうか。ここに掲げる一個は彼らが熱愛したものの真の兄弟である。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
ふゆう(富有)の例文をもっと
(4作品)
見る
浮遊
(逆引き)
そこにも、樹間をチラチラする
提灯
(
ちょうちん
)
の幾つかが、狐火のように
浮遊
(
ふゆう
)
して、しきりと行く手行く手の先を
尾
(
つ
)
け廻しましたが、裏山を越えて、次の
木賊谷
(
とくさだに
)
へのぞむと、もう逃げる天地は自由なものです。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふゆう(浮遊)の例文をもっと
(3作品)
見る
武勇
(逆引き)
事
(
こと
)
頗
(
すこぶ
)
る
某
(
それがし
)
が
武勇
(
ふゆう
)
を
氣遣
(
きづか
)
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
が
武勇
(
ふゆう
)
を
以
(
もつ
)
て
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ふゆう(武勇)の例文をもっと
(1作品)
見る
不友
(逆引き)
主人の
内行
(
ないこう
)
修まらざるがために、一家内に様々の風波を起こして家人の情を痛ましめ、以てその私徳の発達を妨げ、不孝の子を生じ、
不悌
(
ふてい
)
不友
(
ふゆう
)
の兄弟姉妹を作るは
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ふゆう(不友)の例文をもっと
(1作品)
見る
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