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富有
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ふゆう
ふりがな文庫
“
富有
(
ふゆう
)” の例文
「そうはいわさん。国府の調べでも、また近国の目でも、新田ノ庄ほど
富有
(
ふゆう
)
な所はないとみないっておる」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
真の
富有
(
ふゆう
)
は、清貧以外にはあり得ない。宗教におけるこの法則は工藝においてもまた法則だと云えないだろうか。ここに掲げる一個は彼らが熱愛したものの真の兄弟である。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
またすべての青年の権利たる教育がその一部分——
富有
(
ふゆう
)
なる父兄をもった一部分だけの特権となり、さらにそれが無法なる試験制度のためにさらにまた約三分の一だけに限られている事実や
時代閉塞の現状:(強権、純粋自然主義の最後および明日の考察)
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
廃藩の後、士族の所得は
大
(
おおい
)
に減じて一般の
困迫
(
こんはく
)
というといえども、もしも今の上士の家禄を以てこれを下士に
附与
(
ふよ
)
して下士従来の活計を立てしめなば、三、五年の間に必ず
富有
(
ふゆう
)
を致すことあるべし。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“富有”の解説
富有(ふゆう)または富有柿(ふゆうがき)は、甘柿の品種の1つである。
(出典:Wikipedia)
富
常用漢字
小4
部首:⼧
12画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“富有”で始まる語句
富有柿