“冬青”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
もち76.9%
もちのき15.4%
そよぎ7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“冬青”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 神道 > 神社・神職100.0%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
新しい僕の家の庭には冬青もちかや木斛もっこく、かくれみの、臘梅ろうばい、八つ手、五葉の松などが植わっていた。
追憶 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
かしかしは冬青もち木犀もくせいなどの老木の立ち込んだ中庭は狹いながらに非常に靜かであつた。
鳳来寺紀行 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
戸村家の墓地は冬青もちのき四五本を中心として六坪許りを区別けしてある。
野菊の墓 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
社のある山の径三町ばかり全山樹をもって蔽われ、まことに神威灼然たりしに、例の基本財産作るとて大部分の冬青もちのき林を伐り尽させ、神池にその木を浸して鳥黐とりもちを作らしむ。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
維新以来、一切のものの建て直しとはまだまだ名ばかり、朝に晩に彼のたたずみながめた神社の回廊の前には石燈籠いしどうろうの立つ斎庭ゆにわがひらけ、よく行った神門のそばには冬青そよぎの赤い実をたれたのが目についたが、薄暗い過去はまだそんなところにも残って、彼の目の前に息づいているように見えた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)