“斎庭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆには50.0%
ゆにわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見たりけり斎庭ゆにはに立つる青竹の試し切りこそうべな一と太刀
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
剣執り闘ふかぎり斎庭ゆにはなり塵だにとめじ朝きよめつつ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
朝に晩に彼のたたずみながめた神社の回廊の前には石燈籠いしどうろうの立つ斎庭ゆにわがひらけ、よく行った神門のそばには冬青そよぎの赤い実をたれたのが目についたが、薄暗い過去はまだそんなところにも残って
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)