“斎忌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ものいみ40.0%
タブー40.0%
さいき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斎忌ものいみの初めとして、別に何か行事のある日であったのを、後に追々と力を此方こちらに傾けて、これを中心と感ずるようになったということも考えられる。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
三十年ほど前フレザーが『金椏篇ゴルズン・バウ』を著わして、その内に未開国民が、ある年期に達した女子を定時幽閉する習俗あるは、全く月経を斎忌タブーするに因ると説いたのを
この一カ月を超ゆる無為むいの期間が、或いは次の大事な祭を迎えるための、斎忌さいきすなわち「ゆまはり」の期間ではなかったか。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)