斎忌ものいみ)” の例文
斎忌ものいみの初めとして、別に何か行事のある日であったのを、後に追々と力を此方こちらに傾けて、これを中心と感ずるようになったということも考えられる。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
鎖国でひま多かりしゆえにもあるべけれど、要は到る処神社古くより存立し、斎忌ものいみの制厳重にして、幼少より崇神の念を頭から足の先まで浸潤せることもっともその力多かりしなり。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
それから推測を下すと、四月八日は五月田植の季節の祭のためにする斎忌ものいみの始めの日ではなかったかと思う。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
やがて斎忌ものいみの期間の清浄に過ぎて、そのままでは人と交際しにくいような状態であったことを意味し、今日なお我々の説明しかねている大きな不思議、同じ一つのイミという言葉が
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)