“タブー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
斎忌40.0%
戒律20.0%
禁厭20.0%
禁忌20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ主として外人を斎忌タブーしたからで、それと等しく今日までも他部族の女に通うに、女のほかに知らさず。甚だしきは女にすら自分の何人たるを明かさぬ例がある。
人間という動物であるものが森の墓場へきて、恋人をおもったり娑婆しゃばを恋しがったりすることが、そもそも悪魔の尿溜の神さまにはお気に召さないのかもしれない。戒律タブーだ。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
好きものの岩太郎にとって、永久に禁厭タブーであるらしい存在だったことです。
銭形平次捕物控:245 春宵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
汚れた種類の食物だとか、汚れた手や食器で触れた食物だとか、食物についての禁忌タブーが人を汚すなどということはありえない。食物は皆かわやにおちるのだ。