“かいりつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
戒律62.5%
諧律25.0%
開立12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学問のための学問や栄達のための修行ならば、あえて僧籍に身をおいて、不自然な戒律かいりつだの法規だのにしばられずに、黄金を蓄えても同じである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
受けた事がある。今に一斉に清い諧律かいりつが聞えて来るのだ。今にあらゆる楽器が正しく奏し始められるのだという感じだね。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)
比例もしくは開平かいへい開立かいりつができたとて、その人を数学家と呼ばぬが、網を持ってちょうやトンボを採集しガラスぶたの箱に並べて、十箱にもおよぶと、すでにその人を博物家と名づけて
誤解せられたる生物学 (新字新仮名) / 丘浅次郎(著)