“きんよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
禁厭62.5%
緊要25.0%
欽窯12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縁起、禁厭きんよう、卜筮、相術そうじゅつの民間に行わるるは、みな生死の道に迷うが故なり。もし、人世に死なかりせば、人間ほど幸福のものはあらざるべし。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
医学は、いま彼等に決して緊要きんような事ではないという確信を深めましたよ。精神の革新です。国民性の改善です。いまのままでは、支那は永遠に真の独立国家としての栄誉を、確立する事が出来ない。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
欽窯きんようの花瓶なぞ、七条家の御門の外に出た事のない御秘蔵の書画骨董こっとうの数々を盗み出して、コッソリと大阪の商人に売りこかし
名娼満月 (新字新仮名) / 夢野久作(著)