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端居
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はしゐ
眞白髯かき垂る
老の、この姿ひと日もおちず、生めよ
殖えよよく番へとぞ、日あたりを冬はよろしみ、
端居ますかも。
君まさぬ
端居やあまり数おほき星に夜寒をおぼえけるかな
真白髯かき垂る
老の、この姿ひと日もおちず、生めよ
殖えよよく番へとぞ、日あたりを冬はよろしみ、
端居ますかも。
旅のやど水に
端居の僧の君をいみじと泣きぬ夏の夜の月
夕顔は
端居の膳に見さだめて月より白し満ちひらきつつ
我が宿よ冬日ぬくとき
端居には隣もよろし松の音して
ぬくとさは
縁の
端居の
春日向われも
袂の鞠とり
出す