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怜悧
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かしこ
ふりがな文庫
“
怜悧
(
かしこ
)” の例文
此語の後に潜んだ意味などを、察する程に
怜悧
(
かしこ
)
いお定ではないので、何だか賞められた様な気がして、
密
(
そつ
)
と口元に笑を含んだ。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
墓にまいる人に
樒
(
しきみ
)
や
綫香
(
せんこう
)
を売り、また足を休めさせて茶をも飲ませる家で、三十ばかりの
怜悧
(
かしこ
)
そうなお
上
(
かみ
)
さんがいた。わたくしはこの女の口から絶望の答を聞いた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
此の後に潜んだ意味などを察する程に、
怜悧
(
かしこ
)
いお定ではないので、何だか賞められた樣な氣がして、
密
(
そつ
)
と口元に笑を含んだ。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
怜
漢検準1級
部首:⼼
8画
悧
漢検1級
部首:⼼
10画
“怜悧”で始まる語句
怜悧者
怜悧相
怜悧想
怜悧小僧