トップ
>
彼家
>
かしこ
ふりがな文庫
“
彼家
(
かしこ
)” の例文
遊びに
行
(
ゆ
)
きし時、その
理由
(
わけ
)
問いたるに、何ゆえというにはあらず、飽きたればなりとのたまう。されど
彼家
(
かしこ
)
なる
下婢
(
かひ
)
の、
密
(
ひそか
)
にその
実
(
まこと
)
を語りし時は、
稚心
(
おさなごころ
)
にもわれ嬉しく思い
染
(
そ
)
みぬ。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
また広徳寺前には我が幼き頃より知れる藤作といへる名高き店あり、特に藤作は世の聞え人の用ゐも宜し、
彼家
(
かしこ
)
に至らば良き品を得んこと疑ひあらじ、同じ
業
(
わざ
)
をするものは相忌み相競ふものなれば
鼠頭魚釣り
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“彼”で始まる語句
彼
彼方
彼奴
彼女
彼処
彼方此方
彼岸
彼様
彼是
彼等