トップ
>
寢卷
ふりがな文庫
“寢卷”の読み方と例文
新字:
寝巻
読み方
割合
ねまき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねまき
(逆引き)
彼女
(
かのぢよ
)
は
毎晩
(
まいばん
)
ぐつしよりと、
寢汗
(
ねあせ
)
をかいて
眼
(
め
)
をさました。
寢卷
(
ねまき
)
は
濡
(
ぬ
)
れ
紙
(
がみ
)
のやうに
膚
(
はだ
)
にへばりついてゐた。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
寢卷
(
ねまき
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
を着たまゝ、人を迎へたか送つたか、兎も角、縁側に立つてうつかり月か何か眺めたところを、
沓脱
(
くつぬぎ
)
に居る曲者が、下から脇差で、一と思ひに左乳の下を突き上げたものです。
銭形平次捕物控:099 お篠姉妹
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ば手に入んこと外になし此
婚姻
(
こんいん
)
の
妨
(
さまた
)
げせば
渠
(
かれ
)
自然
(
おのづから
)
此方
(
こなた
)
へ
靡
(
なび
)
かん
噫
(
あゝ
)
然なりと思案せしが此
方策
(
はうさく
)
に
困
(
こう
)
じ
果
(
はて
)
就
(
つい
)
ては惡き事に掛ては
敏
(
かしこ
)
き者は兄の元益是に相談なして見ばやと先元益が方へ至るに
博奕
(
ばくち
)
に
負
(
まけ
)
の
込
(
こみ
)
たるか
寢卷
(
ねまき
)
一枚奧の間に
煤
(
すゝ
)
ぶりゐたるが夫と見て
誰
(
たれ
)
かと思へば弟の庄兵衞何と思つて出て來たか知ねど兄に
無禮
(
ぶれい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
寢卷(ねまき)の例文をもっと
(3作品)
見る
寢
部首:⼧
14画
卷
部首:⼙
8画
“寢卷”で始まる語句
寢卷姿
検索の候補
寢卷姿
西洋寢卷
“寢卷”のふりがなが多い著者
若杉鳥子
作者不詳
野村胡堂