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智
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さと
ふりがな文庫
“
智
(
さと
)” の例文
智
(
さと
)
き導者。汝等をこゝに捕ふる網、その解くる
状
(
さま
)
、地のこゝに震ふ所以、汝等の倶に喜ぶところの物、我今皆これを知る 七六—七八
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
ダルガスのごとき「
智
(
さと
)
き愚人」がおりませんならば、不幸一歩を誤りて戦敗の非運に遭いまするならば、その国はそのときたちまちにして亡びてしまうのであります。
デンマルク国の話:信仰と樹木とをもって国を救いし話
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
根気もあり
智
(
さと
)
りも深くて、人をなつけ、新奇を好むこの国のものに根本と枝葉との区別をすら忘れさせるようなことが起こって来ないとは、これまた決して言えなかった。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
いざ喜べ、汝しかするは
宜
(
うべ
)
なればなり、汝富めり、汝泰平なり、汝
智
(
さと
)
し、わがこの
言
(
ことば
)
の僞りならぬは事實よくこれを
證
(
あかし
)
す 一三六—一三八
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
そが中に、
威力
(
いきおい
)
あり
智
(
さと
)
り深くて、人をなつけ、人の国を奪ひ取りて、又人に奪はるまじき
事量
(
ことはかり
)
をよくして、しばし国をよく治めて、後の
法
(
のり
)
ともなしたる人を
唐土
(
もろこし
)
には聖人とぞ言ふなる。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
◯七節—十一節は、自らを
智
(
さと
)
しと
做
(
な
)
すヨブの誇を砕かんための語である。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
六者
(
むたり
)
の
伴侶
(
なかま
)
は
減
(
へ
)
りて
二者
(
ふたり
)
となれり、
智
(
さと
)
き導者異なる路によりて我を靜なる空より震ひゆらめく空に導き 一四八—一五〇
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
我はわが彼等を見、みづから見られずして行くの非なるをおもひてわが
智
(
さと
)
き
議者
(
はからひびと
)
にむかへるに 七三—七五
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
死せる民の王土を過ぐる者は誰ぞや、
智
(
さと
)
きわが師はひそかに語らはんとの
意
(
こゝろ
)
を彼等に示せるに —八七
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
智
漢検準1級
部首:⽇
12画
“智”を含む語句
智慧
機智
智者
智利
叡智
狡智
智恵
天智
智恩院
猾智
明智
世智辛
智嚢
猿智慧
越智
魯智深
智力
邪智
智惠
智謀
...