“鋭聲”のいろいろな読み方と例文
新字:鋭声
読み方割合
とごえ25.0%
とごゑ25.0%
トゴエ25.0%
トゴヱ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
電柱に裏吹かれゐる蝉のの飛び立つと見れば鋭聲とごえれたり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
野分のわきだちかけりつぎ來る秋鳥のきそふ鋭聲とごゑ朝明あさけまされり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
大風をつき拔く樣な鋭聲トゴエが、野ヅラに傳はる。萬法藏院は、實にセキとして居た。山風は物忘れした樣に、鎭まつて居た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
大風をつき拔く樣な鋭聲トゴヱが、野面ノヅラに傳はる。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)