“する”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鋭43.8%
爲12.5%
尖12.5%
を開く6.3%
剃6.3%
摺6.3%
春留6.3%
為6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殘らず白状(はくじやう)すべしと鋭(する)どく問糺(とひたゞ)されしかば段右衞門は此時(このとき)初(はじ)めてハツト言(いつ)て歎息(たんそく)なし寔(まこと)に天命(てんめい)は恐ろしきものなり然ば白状仕(つかま)つらんと居直(なほ)り扨も權現堂(ごんげんだう)の堤(つゝみ)に於て穀屋平兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
汝はわが汝の愛(めづ)る樹の下(もと)にゆきてその葉を冠となすを見む、詩題と汝、我にかく爲(する)をえしむればなり 二五—二七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
帶し月代(さかやき)は森(もり)のごとくに生(はえ)て色(いろ)赤黒(あかくろ)く眼(まなこ)尖(する)どく晃々(きら/″\)と光りし顏色にて殊に衣類は羊羹色(ようかんいろ)なる黒のもん付の小袖に古(ふる)き小倉の帶(おび)をしめ長刀形(なぎなたなり)になりたる草鞋(わらぢ)を穿(はき)ながら臑(すね)にて尻(しり)を端折(はしより)また傍邊(かたはら)の杖(つゑ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なぜならば英国が直接にチベットと合戦を開く(する)ことは損ですからして、英領インド政府からネパールへ幾分の助けをしても、必ずこの戦争を成り立たしめるような謀(はかりごと)をなすに相違ない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
髯(ひげ)を剃(する)んではない、吾身(わがみ)を卑(いや)しめるんだ、然(さ)うすると先方(むかう)では惚込(ほれこ)んだと思ふから、お引取(ひきとり)値段(ねだん)をと来(く)る、其時(そのとき)買冠(かひかぶ)りをしないやうに、其(そ)の掛物(かけもの)へ瑾(きず)を附(つ)けるんだ。
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
尼寺にみそ摺(する)音やほとゝぎす 除風
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
けだし氏輝は女は遠ざけたが、「若衆遠(を)春留(する)波(は)構(かま)はぬ庚(かのえ)さる」小姓を愛し通したのだ。
やれ総助の処の末の娘が段々色気が付いて来たのと下らぬ噂を為(する)ばかりならまだ好いが、若者と若者との間にその娘に就いての鞘当(さやあて)が始まる、口論が始まる、喧嘩が始まる、皿が飛ぶ
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)