“すっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
30.0%
20.0%
10.0%
10.0%
10.0%
10.0%
10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
米友に至っては、相変らず要領を得たような、得ないような、すっぱいような、からいような、妙な顔をして考え込んでいるてい
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
所轄署への遠慮で、なかなか腰を上げなかった花房一郎も、十次郎と雪子に口をすっぱくさせた揚句、とうとう、
踊る美人像 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
右「へい、甘いようなすっぱいような変ですなア、へえ、これが会津から来るので」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そのすっぱそうな顔を見ると、勇敢なる騎士が恋の成功を納めたとは受取れません。
暫くして判事は別室に入来り目科が撥摘かいつまみて云う報告を聞き「成る程夫は面白いがう藻西太郎が白状して仕舞たよ、すっかり白状したから外に何の様な疑いが有ても自然に消滅する訳だ」と云い取上る景色も無きを猶も目科が喋々くしゃ/\説立ときたてて漸くの事に「しからば」との変事へんじを得
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
所が悲しい事には支那人の頭は前の方をすって居るから旨く届かぬ僅に指先で四五本つかんだが其中に早や支那人の長い爪で咽笛のどぶえをグッと握まれ且つ眉間を一ツ切砕きりくだかれウンと云って仰向にうしろへ倒れる
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
叩きはやはり松魚の叩きの通りで先日お教え申しましたが摺身はソーダ松魚の皮をいて身を取て俎板まないたで叩いて擂鉢すりばちでよくすっ玉葱たまねぎ山葵卸わさびおろしで摺込んで塩と味淋で味を付けてまたよく摺って煮汁だしを加えてドロドロにして、別に鍋へ昆布出こんぶだしの美味しい汁を拵えて今の松魚を流し込みます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
紙をすっ真書しんかきで写す。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
どこか男らしい気性をそなえた奥さんは、いつ私の事を食卓でKにすっぱ抜かないとも限りません。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)