“ちゃっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
25.0%
25.0%
25.0%
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(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
林「あはゝゝゝ何だか田舎漢えなかっぺえのいう事はちゃっとも解らねえものだなア、えゝお菊さん只今帰りました」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
自分でちゃっかり佐々木はうまいものだ! にしてしまって、下手へたの横好きという俗諺ぞくげんの通りに、私は到頭、文章家として立とうと決心したのであった。
……すくい残りのちゃっこい鰯子いわしこが、チ、チ、チ、(笑う。)……青いひれの行列で、巌竃いわかまどの中を、きらきらきらきら、日南ひなたぼっこ。
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あのおちゃっぴいめ、ついこないだまで竹馬に乗ったり、学校の生徒に引張ひっぱり出されちゃあ田圃たんぼでぶらんこをしていたっけが、どうだい、一番この男とおっこちゃあがって、それ、お歳玉としだま内証ないしょだよ
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)