“ちッ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
些60.0%
小20.0%
少20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其癖(そのくせ)私は祖母を小馬鹿にしていた。何となく奥底が見透(みすか)されるから、祖母が何と言ったって、些(ちッ)とも可怕(こわ)くない。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
小(ちッ)ぽけなむくむくしたのが重なり合って、首を擡(もちゃ)げて、ミイミイと乳房を探している所へ、親犬が余処(よそ)から帰って来て、其側(そのそば)へドサリと横になり、片端(かたはし)から抱え込んでベロベロ舐(なめ)ると
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
こんなのは単純な性慾の発動というもので、恋ではない、恋はも少(ちッ)と高尚な精神的の物だと、高尚な精神的の人は言うかも知れん。然うかも知れん。唯私のような平凡な者の恋はいつも斯うだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)