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すり
ふりがな文庫
“すり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
スリ
語句
割合
掏摸
64.1%
磨
7.1%
摺
6.4%
擦
3.8%
掏賊
3.2%
刷
3.2%
攫徒
2.6%
掏児
1.9%
掬摸
1.3%
攫客
1.3%
賊
0.6%
修理
0.6%
剪児
0.6%
剪兒
0.6%
掏兒
0.6%
掏模
0.6%
摩
0.6%
摸摸
0.6%
▼ 他 15 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掏摸
(逆引き)
その開卷に旅客心得として、江湖十二則を掲げてあるが、概して盜賊・
放馬
(
おひはぎ
)
・
欺騙
(
かたり
)
・
掏摸
(
すり
)
・
拐騙
(
もちにげ
)
・
偸換
(
すりかへ
)
等に對する注意に過ぎぬ。
支那人の妥協性と猜疑心
(旧字旧仮名)
/
桑原隲蔵
(著)
すり(掏摸)の例文をもっと
(50作品+)
見る
磨
(逆引き)
磨
(
すり
)
硝子めく明るい霧の底に、四方の風景が白つぽく淀んでゐる。昨夕から引續いて、風は少しも無い。四邊の白さの底に何か暖いほんのりしたものさへ感じられる。
かめれおん日記
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
すり(磨)の例文をもっと
(11作品)
見る
摺
(逆引き)
その時気がついたんだが彼の背広はあちこち
摺
(
すり
)
切れていて、今日はカラアも着けていなかった。この前は血走っていたが今日の眼は青く澄んでいる。
蜆
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
すり(摺)の例文をもっと
(10作品)
見る
▼ すべて表示
擦
(逆引き)
「これが一番大きくって心持がいいでしょう」と云った下女は、津田のために
擦
(
すり
)
硝子の
篏
(
はま
)
った戸をがらがらと開けてくれた。中には誰もいなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すり(擦)の例文をもっと
(6作品)
見る
掏賊
(逆引き)
ことの
起原
(
おこり
)
といふのは、
醉漢
(
ゑひどれ
)
でも、
喧嘩
(
けんくわ
)
でもない、
意趣斬
(
いしゆぎり
)
でも、
竊盜
(
せつたう
)
でも、
掏賊
(
すり
)
でもない。
六
(
むつ
)
ツばかりの
可愛
(
かはい
)
いのが
迷兒
(
まひご
)
になつた。
迷子
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
すり(掏賊)の例文をもっと
(5作品)
見る
刷
(逆引き)
書肆
(
ほんや
)
からは
頻々
(
ひんぴん
)
と矢の催促をうけるので、
版木彫
(
はんぎぼり
)
と
刷
(
すり
)
をひき
請
(
う
)
けている
彫兼
(
ほりかね
)
の
親爺
(
おやじ
)
はきょうも、絵師の喜多川春作の家へ来て、画室に坐りこんでいた。
魚紋
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すり(刷)の例文をもっと
(5作品)
見る
攫徒
(逆引き)
大分、もう売って行ってほとんど出盛りのテッペンと思う頃、仕事をしに入り込んでいた
攫徒
(
すり
)
の連中が、ちょうど私たちの店の前で
喧嘩
(
けんか
)
を始めた。
幕末維新懐古談:42 熊手を拵えて売ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
すり(攫徒)の例文をもっと
(4作品)
見る
掏児
(逆引き)
掏児
(
すり
)
に取られた
体
(
てい
)
にして届け出よう、そう為ようと考がえた、すると
嫌疑
(
けんぎ
)
が自分にかかり、自分は拘引される、お政と助は拘引中に病死するなど又々浅ましい方に空想が移つる。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
すり(掏児)の例文をもっと
(3作品)
見る
掬摸
(逆引き)
掬摸
(
すり
)
、
窃盗
(
しのび
)
……悪事ときたら何でもござれの、デパートみたいな男であったが、これも亡くなった父親に助けられたのを徳として、フッツリと悪の道を絶って
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
すり(掬摸)の例文をもっと
(2作品)
見る
攫客
(逆引き)
さりとも
知
(
し
)
らぬミハイル、アウエリヤヌイチは、
大得意
(
だいとくい
)
で、
仏蘭西
(
フランス
)
は
早晩
(
そうばん
)
独逸
(
ドイツ
)
を
破
(
やぶ
)
ってしまうだろうとか、モスクワには
攫客
(
すり
)
が
多
(
おお
)
いとか、
馬
(
うま
)
は
見掛
(
みかけ
)
ばかりでは、その
真価
(
しんか
)
は
解
(
わか
)
らぬものであるとか。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
すり(攫客)の例文をもっと
(2作品)
見る
賊
(逆引き)
美人だと思いながら、それほどたいして気にとめるでもなくすれ違ったのであったが、懐を
探
(
さぐ
)
って見ると財布がなくなっている。さては今の女が
賊
(
すり
)
であったのかと驚いたという句である。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
逢ひ見しは女の
賊
(
すり
)
や
朧月
(
おぼろづき
)
太祇
(
たいぎ
)
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
すり(賊)の例文をもっと
(1作品)
見る
修理
(逆引き)
鳥羽殿
(
とばどの
)
白河殿
(
しらかわどの
)
なども
修理
(
すり
)
せさせ
給
(
たま
)
ひて常にわたりすませ給へど
猶
(
なお
)
又水無瀬といふ所にえもいはずおもしろき院づくりしてしば/\通ひおはしましつゝ春秋の花もみぢにつけても御心ゆくかぎり世を
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
すり(修理)の例文をもっと
(1作品)
見る
剪児
(逆引き)
人山きづくが中に
忌
(
いま
)
はしき
疑
(
うたがひ
)
を受けつ、口をしや
剪児
(
すり
)
よ盗人と万人にわめかれし事もありき。
琴の音
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
すり(剪児)の例文をもっと
(1作品)
見る
剪兒
(逆引き)
人山きづくが中に忌はしき
疑
(
うたがひ
)
を受けつ、口をしや
剪兒
(
すり
)
よ盜人と萬人にわめかれし事もありき。
琴の音
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
すり(剪兒)の例文をもっと
(1作品)
見る
掏兒
(逆引き)
次手
(
ついで
)
にとぼけたのがある。
江戸
(
えど
)
の
掏兒
(
すり
)
は、
人
(
ひと
)
の
下駄
(
げた
)
を
脱
(
ぬ
)
がすと
聞
(
き
)
くが、
唐人
(
たうじん
)
だけに
穿
(
は
)
いて
居
(
ゐ
)
る
靴
(
くつ
)
を
脱
(
ぬ
)
がされて、
剩
(
あまつさ
)
へ
屋根
(
やね
)
へ
上
(
あ
)
げられた、と
云
(
い
)
ふのが
一
(
ひと
)
つ。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
すり(掏兒)の例文をもっと
(1作品)
見る
掏模
(逆引き)
江戸の盗賊や
掏模
(
すり
)
やけいず買いどもが集まる、今日の暗やみ市を機会に、一網打尽、大がかりな手入れをやる
気組
(
きぐみ
)
らしいのであります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すり(掏模)の例文をもっと
(1作品)
見る
摩
(逆引き)
早春の斜陽がガラス戸越しに差し入り、白い原稿用紙の上に、
摩
(
すり
)
ガラスの模様を映している。ガラス障子は真中を開いておくので、まだ羽虫の群れが跳ねているのが見えている。
澪標
(新字新仮名)
/
外村繁
(著)
すり(摩)の例文をもっと
(1作品)
見る
摸摸
(逆引き)
翌日
(
よくじつ
)
の
新聞
(
しんぶん
)
には、
此
(
こ
)
の
闇
(
やみ
)
の
中
(
なか
)
に
摸摸
(
すり
)
が
何人
(
なんにん
)
とやら
入
(
い
)
り
込
(
こ
)
んで、
何々
(
なに/\
)
の
品
(
しな
)
が
盗
(
ぬす
)
まれたとのことを
挙
(
あ
)
げて、
盛
(
さかん
)
に
会社
(
くわいしや
)
の
不行届
(
ふゆきとどき
)
を
攻撃
(
こうげき
)
したのがあつた。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
すり(摸摸)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
こす
なす
さす
すれ
ずれ
すっ
さつ
ずり
ちぼ
すら