掏兒すり)” の例文
新字:掏児
次手ついでにとぼけたのがある。江戸えど掏兒すりは、ひと下駄げたがすとくが、唐人たうじんだけに穿いてくつがされて、あまつさ屋根やねげられた、とふのがひとつ。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)