“ずり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ズリ
語句割合
70.0%
25.0%
岩片5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのころは、まだ写真術が幼稚だったし、新聞の号外もまだ早く出なかったから、私たちに目から教えたものは、やはり木版ずり三枚つづきの錦絵にしきえだった。
御守殿お茂与というのは一時深川の岡場所で鳴らしたしたたか者で、大名の留守居や、浅黄裏あさぎうらの工面の良いのを悩ませ一枚ずりにまでうたわれた名代の女だったのです。
予が先生の新しい詩集「そよぐ麦」の特別ずりを買つた事を告げたら「其れは好かつた。もう一月前に品切と成つたのでこの某君などはかい遅れたさうだ」とかたはらの若い詩人を見て云はれた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
その癖職人絵合せの一枚ずりにゃ、烏帽子素袍えぼしすおうを着て出ようというのじゃ。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
岩片ずり捨て場の崖の上には、坑夫や掘子が、ズラリと並んで、眼を光らせていた。
恨なき殺人 (新字新仮名) / 宮島資夫(著)