“ずり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ズリ
語句割合
66.7%
27.8%
岩片5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここで夫婦は戸外へ出て一夜を明かしたところで、際物師の書肆が来て、地震の趣向で何か一枚ずりをこしらえてくれと言った。
死体の匂い (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
これから、火の気もない家へ帰って、一枚ずり彩絵いろえ読本よみほん挿絵さしえを描く気にもなれないのであろう。
魚紋 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうかと思うと一方には、代がわりした『毎日新聞』の翌々日に載る沼南署名の訣別けつべつの辞のゲラずりを封入した自筆の手紙を友人に配っている。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
予が先生の新しい詩集「そよぐ麦」の特別ずりを買つた事を告げたら「其れは好かつた。もう一月前に品切と成つたのでこの某君などはかい遅れたさうだ」とかたはらの若い詩人を見て云はれた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
岩片ずり捨て場の崖の上には、坑夫や掘子が、ズラリと並んで、眼を光らせていた。
恨なき殺人 (新字新仮名) / 宮島資夫(著)